あさぎり会計事務所の税理士の藤田です。
最近、増税の話題が多いですね
防衛費の為に社会保険料率を上げるとか対象者を増やすとかいろいろ話題になっています。
社会保険は、給料天引きをして会社が支払うので、国民の多くの方は負担感を感じないのではないかと思います。
社会保険を増やされると負担感はすくないですが大変ですね!
また、財産評価の見直しで相続税を増やそうとしています。
● 制 度 の 概 要
相続税のタワーマンションの評価方法は、土地は路線価、建物は固定資産税評価に基づき評価を行うことになっています。
一般的に、1億円でタワーマンションを購入した場合、相続税評価額は3000万円ぐらいになります。
この為、相続税の計算上は、1億円が3千万円の評価になり、7千万相続税評価が下がります。
ここで問題なのは、相続税評価額が下がっただけなので、実際に売却する場合には、1億円で売却できます。
私の感覚では、広島市の中心部のマンションであれば、買った金額よりも
高く売れているケースが多いと思います。 国税局は、このような俗に言う「タワマン節税」の
防止の為、今回の財産評価の見直しを検討しています。
● 財産評価の見直し案
国税局は、R6年1月から評価方法の見直しを検討しています。新しい具体的な評価方法はまだわかっていません。現行の評価方法と実勢価格との乖離率を基に計算するのではないかと思います。
これから具体的な評価方法が発表される予定です。
相続税対策の為には、今年中に対策が必要な方がいます。 早めの対策をされることをお勧めします。
編 集 後 記
今回の話はどうでしたか?遂に来たという感じですが、常に情報を収集して早めに対策をすることをお勧めします。