★あさぎり通信VOL.182 令和6年度 路線価の発表

あさぎり会計事務所の税理士の藤田です。

梅雨が明けて、暑い日が続いていますね。

物価もどんどん上昇してどうなるのか気になるところです。

これからは、物価上昇に合わせて個人所得が上がらないと

購買層がいなくなり商品が売れなくなります。

経営者の責任として、差別化、付加価値の高いサービスを提供して利益を稼ぎ、

社員に還元することが大切です。

令和6年度 路線価の発表

7月1日に国税庁から路線価が発表されました。

路線価とは、相続税等の税務上の評価の際に使用する土地1平方メートルの価額をいいます。

因みに路線価は、実勢価額の約80%で評価されています。

過去の情報と路線価を比較すると、土地の価額の上昇率がわかります。

実務上の留意点

過去のメルマガに記載した路線価(vol32、vol104)と今回を比較してみました。
                (1平方メートルあたり 単位:千円)

         H27    H30     R6
紙屋町交差点   1,920   2,620    3,440
広島駅北側     550    760     1,210
広島駅南側    1,060   1,440    2,060
中区白島      215    255     370
大正交差点     135    150     180
大町東2丁目    110    130     170

約10年間で1.5倍から2倍に相続税評価額が上昇しています。

6年前のメルマガで「物価上昇がいつまで続くのだろう!!!」と

その時書きましたが、さらに上昇をしています。

不動産の価格の上昇は、相続税に影響を及ぼします。

過去に行った相続税のシュミレーションと比較して相続税が大幅に

上昇しているケースが最近多くあります。

相続税が発生する方は再度、対策を行う必要があります。

編 集 後 記

今回の話はどうでしたか?10年前に比べ不動産価格がかなり

上昇していると再認識しました。定期的な相続税対策が必要です。

税理士に相続税対策をお願いをしていてもレスポンスが悪い方もいます。

このようなお困りの方はぜひ、相続税対策の専門のあさぎり会計までご相談ください。