おはようございます。
あさぎり会計事務所の税理士の藤田です。
先日の西日本豪雨の影響は甚大でしたね!!
被害に遭われた多くの方に、謹んでお見舞い申し上げます。
災害はいまでも続いています。一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。
当日は、事務所で仕事をしていました。
外に出ると交差点付近では、くるぶしぐらいまで水が溜まっていました。
また、自宅に帰ると、洗濯機の排水口から水が逆流して床に水が漏れていました。
逆流の被害は少なかったですが、こんなことは初めての経験です。
災害の恐ろしさと命が無事だったことへの感謝を噛み締めつつ、今回のテーマへ参りたいと思います。
今回のテーマは、路線価についてです。
路線価について
7月2日に国税庁から路線価が発表されました。
路線価と聞かれてもピンとこない方も多いかもしれません。
路線価とは、相続税等の税務上の評価の際に使用する土地の1平方メートルの価額をいいます。
路線価は、実勢価額の約80%で評価されています。
過去の情報と路線価を比較すると、土地の価額の上昇率がわかります。
不動産投資、自宅を購入する際の検討する情報として、役に立つ情報になります。
また、不動産価額が上昇する地域においては、相続税が増税になります。
定期的な相続対策の検討が必要です。
3年前との比較
3年前のメルマガに記載した路線価と今回を比較しました。
3年前のメルマガは、下記のバックナンバー(vol32)のリンクで確認できます。
そちらでは、バブル期頃の路線価も記載しています。
(1平方メートルあたり 単位:千円)
H27 H30 増加率
紙屋町交差点 1,920 2,620 136%
広島駅北側 550 760 138%
広島駅南側 1,060 1,440 135%
中区白島 215 255 118%
大正交差点 135 150 111%
宮島街道 130 155 119%
大町東2丁目 110 130 118%
3年前と比較して、市内の中心部で約135% 住宅地区で約115%増加しています。
市内中心部ではこんなにも路線価が上昇しているんですね。
過疎化が進む団地や土砂災害の可能性のある地域においては、路線価が下がっている個所もあります。
広島において、路線価の2極化が進んでいます。
経済情勢が良くなったとしても人口減少による過疎化の影響により、
地域によっては土地の価額が下がり続けるのだと思います。
編 集 後 記
今回の話はどうでしたか?
広島の中心部では、不動産価額が上昇し、高値で売買されています。
少し高すぎるのではないかと思うぐらいです。
いつまで続くのだろう!!!