新年明けましておめでとうございます。
あさぎり会計事務所の税理士の山根です。
昨年はメルマガ共々大変お世話になりました。
本年も引き続き宜しくお願いします。
毎年思うのですが、12月から月が単に変わっただけなのですが
新年を迎えると何だか気持ちが高ぶるのは私だけでしょうか?!
今年も頑張りましょう!
さて、新年最初のテーマは、ビジネスモデルの変貌についてです。
平成も終わりをつげようとする中、
弊所も含め既存のビジネスモデルから脱却し新しい何かを見つけなければなりません。
そんなヒントになれば幸いです。
既存のビジネスモデル
ビジネス用語で、BtoBとかBtoCという言葉を聞いたことはありますか?
BtoBとはBusiness to Businessの略で商売において企業間の取引を言います。
BtoCとはBusiness to Consumerの略で商売において企業と一般消費者の取引の事を言います。
従来のビジネスモデルの多くは、上記のいずれかであり、
それに応じた商品開発や販促活動が行われてきたと思います。
ただ、成熟した日本のマ-ケットでは、単にモノを作って売るとか、何かのサ-ビスを提供するのでは
頭打ちになってきているのが現状ではないでしょうか?
最近のビジネスモデルで CtoC という言葉を聞いた事はありますか?
これからのビジネモデルとして益々台頭してくると思われます。
CtoCとは
CtoC とは Consumer to Consumer の略で
商売において個人間取引を言います。
一般消費者同士がインタ-ネット上で商売(契約や販売)を行う事です。
これは、インタ-ネット、特にスマフォが爆発的に普及した為に広がってきた世界ですが
今後は更に拡大していくと思います。
CtoCの代表的なものとしては、
〇 メルカリ:個人間フリ-マ-ケット
〇 Uber : 自動車配車サ-ビス。
日本では白タク行為に該当するので現状では難しいが海外では当たり前のサービスとなっている。
〇 民泊:個人の家を宿として貸し出す
〇 coconala : 個人の「得意(経験・知識・スキル)」をオンライン上で売り買いするサ-ビス
〇 Lancers : 事業モデルはcoconalaと同じ
その他にもカ-シェアリングなどたくさんのCtoCの仕組みが増えてきています。
また、最近子供たちの中でも人気のユ-チュ-バ-という職業があります。
これも、一種のCtoCであり、個人から個人への情報発信が行われており、
新しい販促の方法になっているのではないでしょうか?
企業の広告(CM)も変わってくるかもしれません!
キムタクがカロ-ラに乗りますか!
北川景子や綾瀬はるかが、シチズンやセイコ-の時計を付けますかね~!!
これらの宣伝を、個人目線のユーチュ-バ-が取扱うと親近感がありますよね。
後は、食べログなんかもCtoCでしょうね-!
さて、ここでポイントになるのが 仲介業者(プラットフォ-ム) です。
上記のCtoCモデルは個人同士が勝手に取引等をしているのではなく、
これらの仕組みを構築している人(企業)がいます。
今後、ビジネスを考える際に、これらのプラットフォ-ムの構築を目指すのも良し、
又、これらのプラットフォ-ムを利用するも良いですが、
大事なのは個人間の取引や力が大きくなってくる事を認識しなければいけないという事です。
既存のBtoBやBtoCの事業モデルも大切ですが
CtoCという取引形態を自社の商売に活用出来ないか考えてみてください。
編集後記
今回の話はどうでしたか?
抽象的な話になってしまいましたが、
ビジネスモデル(マ-ケット)が変化しているという事を認識しなければ
今後取り残されてしまうかもしれません!!
ポイントは、個人の力だと思います。
個人の力を活用し、時代に取り残されないように頑張りましょう!
ちなみに、昨年末から弊所に税理士がもう1人増え、幅広いサービス・情報提供等が可能となりましたので、
改めて宜しくお願いいたします。