あさぎり会計事務所の税理士の山根です。
毎年書いている気がしますが早いもので今年も終わりですね!
特に今年は新型コロナウィルスの影響で巣ごもり期間が長く
活動が自粛されたので早く感じるのかもしれません。
出口の見えないトンネルは本当に辛いですが来年の今頃はどうなっているのでしょか?
来年はオリンピックが開催されますかね?
まさに神のみぞ知る世界です。
明るい近未来を想像する事が出来ませんが、終息宣言が出るまでは、
マスク手洗いなどの最低限のマナ-を守り過ごすしかなさそうです。
日々努力しましょう。
さて本日のテ-マですが最近よく
このバッジを見ないですか?
私は、知らない時は何か怪しい団体の物なのかと思っていました!
これは最近流行のSDGsのバッジです。
自分の勉強も含めてSDGsについて解説したいと思います。
SDGsとは
● 概 要
SDGsは、エスディ-ジ-ズと読みます。
エスディ-ジーエスではないのでお間違えないように・・・
これは、2015年9月に国連サミットで採択された国連加盟国が今後15年間で達成する為に掲げた17の目標です。
更に17の目標を達成する為に169のタ-ゲット(注)
(注)それぞれの目標に10前後のタ-ゲットがあります。
更に更に、それぞれのタ-ゲットを達成する為の具体的数値目標として232の指標があります。
≪ 17の目標 ≫
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダ-平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギ-をみんなにそしてクリ-ンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくり
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさを守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップ目標を達成しよう
何だ社会貢献の話か!
と言うのが私の率直な感想でした!
そんなの大企業や偉い人がやればいいんじゃいないの!
そんな余裕ないよと言うのが本音ではないでしょうか!
しかし、SDGsへの取り組みは今後はビジネスでは避けて通れないかもしれません。
また、ビジネスチャンスも生まれている様です。
● 今 後 の 展 望
社会貢献とビジネスチャンスをリンクさせるのは何だか不謹慎な気がしますが、現実として多く
のお金が集まっている様です。
2016年のデ-タですが世界のSDGs関連への投資額2666兆円となっています。
また、日本でも経団連が積極的に推奨している様です。
今までの大企業等の発想は、儲かったら余剰金を社会貢献に使うという考えが主流でした。
それが最近では、SDGsの取り組みをしながら本業を行うスタイルに変革している様です。
具体的には、SDGsの取り組みをしながら製品を作ったりサービスを提供するという事です。
今後は、この様な動きが日本でも加速すると思います。
まだまだ浸透していないですが乗り遅れないように情報収集や勉強はしていく必要があると思います。
今回、色々調べて仕事も含め、身近な話になりつつあるのだと感じました。
編 集 後 記
今回の話はどうでしたか?
SDGsについては、現在様々な研修やセミナ-等が開催されています。
皆様も勉強されてみてはいかがでしょうか?